

美味い、は美しい。
米(こめ)、日本古来の炭水化物、日本人の体の元。それらに要求される’美味しさ’への飽くなき探求。生産性と同時に食味性を追求し続けた、効率の先。
果てしない過程を得て今ここにある研ぎ澄まされた姿形を、もはや単純に’米(こめ)’と呼称するには、恐れ多いことであるに相違ない。

旨み、食感、香り。
食するものに伴われるべきである‘美味しさ’への三大直結要素。基本的にこれらの数値が高くなるにつれて人はそれをより美味いと認識する傾向にあるが、我々の味覚が持つ繊細さは、これらの要素だけで納得しうるほど簡単な造りをしていない。
時には口にするものが持つ『色・形』やそれに対する『慣れ』までもが味の感じ方に結びつく。見た目から食味まで、全ての要求に応える米は、限りはあるものの、ここに確かに存在する。

明鏡止雪
美しく凛とたたずみ、真白の新雪を想起させるかのようなその姿は、必然と人々の視線をものにする。独自の鮮やかな環境で育まれた米の美麗さは稲の力強さの体現であり、それに付随する踏襲と洗練を積み重ねた味の統合は、まさに至高の産物と言い表すことに相応である。
生み出された最高級品質の一等米は『YUKISATO番長米』と銘打たれ、第一線級のブランド米として津々浦々に送り届けられる。

雪里 岡沢
その至高の産物をもたらす地域。良質な気候と豊潤な水を受益するこの環境は、最高品質の米作りにこの上なく適している。
加えて地域と一蓮托生で過ごす、生産者たちの温故知新の精神と弛まぬ協調性が、さらなる品質向上と生産性維持の礎となっている。
雪番長米コンセプトムービー
コンセプト
「雪番長米」は上越妙高の棚田で生産されているコシヒカリです。
ミネラル分を含んだ冷たい雪解け水で栽培され、種子は農薬を使わずに病害虫を防除し、化学肥料は使わず有機肥料で育てられています。
雪国の生活者であり、遊びの伝道者である顔の見える人たちが、安全で安心のおいしいお米をつくっています。濃い味わいとほどよい粘りで、冷めてもしっかりとした甘みを感じます。
炊きたてはもちろん、おむすびにして雪山に持っていってもおいしいと評判です。

インタビュー
雪番長米づくりの中心メンバーである尾崎さんと片さんにお話を伺いました。
– 雪番長米をつくり始めたきっかけは?
尾崎 雪番長をプロデュースしている塚田さんから、旧ARAIリゾートがあった大毛無山フィールドをもう一度滑るためにプライベートなクラブフィールドにしようという話があり、そこで集まったメンバーたちが中心になっている。この地域に住んで、この地域が好きで、自分たちの手で地域の活性化をしたいという想いがあり、そこから始まった。
– どんなお米なんですか?
尾崎 妙高市猪野山地区と上越市中郷区岡沢で生産しているお米で、山からの湧水を使って棚田で米をつくってる。
片 棚田は平地の田んぼと比べると、非常に手間がかかる。それでも米づくりに適した“赤ベト(柔粘土)”ときれいな雪どけ水がある。生産量は平場と比べて落ちるけれどおいしい米ができる。
– どんなお水を使って育ててますか?
尾崎 関川水系上流の矢代川のミネラルが多く含まれる山の伏流水を使ってる。
片 環境を守りながら美味しいものをつくりたいから、極力化学肥料を使わず、有機肥料にもこだわっている。
– お米の品種は何ですか?
片 コシヒカリです。魚沼産のコシヒカリがもてはやされているけれど、雪番長米のコシヒカリも味では負けない自信がある。
– 雪番長米をブランド化していくのですか?
尾崎 美味しいものを提供することにはこだわっているし、栽培方法や肥料も標準化して、ブランドとして確立したい。でもそれだけが目的ではなくて、おいしいお米ができるここに遊びに来てほしいということが大きいかな。


購入する
雪番長米はYUKISATOオンラインショップにてお取り扱いしております。ご贈答用などにも人気です。 豊かな自然で育った雪番長米のふっくらとした味わいをお楽しみください。
名称:精米
産地:単一原料米 / 新潟県妙高市もしくは上越市
品種:コシヒカリ
雪番長米 白米 5kg
雪番長米 玄米 5kg
